「人工知能時代を生き抜く子どもの育て方」を読んで

こんばんわ。

 

以前から気になっていたこの本を読んでみました。

 

 

シンギュラリティに向けて

教育者として、親として、

理解しておかなければならないことが

分かりやすく書いてありました。

 

前にも触れたベーシックインカムについてや

なくなるであろう職業、

目指すならこういう職業がいいなど、

とても面白くサクサク読めました。

 

 

一番心に残ったのは、

「極める力」で「圧倒的能動思考」を持つというくだり。

 

テクノロジーの発達により、色々なものの物価が下がり、

いい意味でも悪い意味でも、

働かなくても生きていける時代がやってくると予測されています。

 

 

最近、VRというのが注目されていますよね。

働かなくてもいいなら、超リアルで刺激的な

バーチャルリアリティーに浸って、

ただ時間を過ごすようになっていてもおかしくありません。

 

今のままの日本の教育では、確実にVR引きこもりが増え、

社会からドロップアウトする人の数が増えるのではないでしょうか?

 

 

「そんな遠い未来予測の話されても…。」

と言われる方も多いかと思います。

親御さんやお子さんたちは遠い将来のことより

目先の高校受験や、学校の定期テストの点数を上げることに

目線が行ってしまうのは仕方ないことだと思います。

 

 

でも、これからの教育改革にしても、

目先の定期テストにしても、

結局目標を自分で決めて、実行し、

チェックして、改善する「PDCA」を回す力が必要です。

 

 

興味のあることを子供に聞き、

それを極めてみない??と声をかけ、

今の現状から、例えば日本一になるには

何をすべきか考えて行動させる

 

ということも書いてあったのですが、

それってとても大切だなぁと思いました。

 

 

社会人になると忙しくて時間があまりないという

ことに陥りですが、学生は本業の勉強をしっかり行える

サイクルを手に入れれば、そうやってしたいことを

極める時間を持つことができるはずです。

 

 

学業とワクワクする充実した自分の時間を過ごせてもらえる

ようなサービスを目指したいなと

改めて感じさせてもらえる本でした。